- 10/11に技術士第一次試験を受験してきた
- 技術士は機電系や建築・建設系の人がとる資格として知っていたものの、IT業界での知名度は低い印象
- 技術士までたどりつくには難易度が高いだけでなく長期戦にもなるので、モチベーションがなかったが、千里の山も一歩からということで受験してみた
受験前の前提
2月頃の現在地
I 基礎科目
- IPAの試験の択一式と比べると計算量が多めなので時間がかかる
- 電卓の使用は認められているので絶対に使ったほうがよい
- 各群5問中3問解答なので選球眼が重要
- 各群の感触
II 適性科目
- 常識的に考えれば解けそうな問題が多いが、出題運に依存する
- 択一式だが、正誤の組み合わせや(不)適切なものの数を問われるので、1問のなかで色々なことを知っていないと正解しにくい
作戦
- 過去問の解説と出題ジャンル総整理が載っている らくらく突破 2019年版 技術士第一次試験[基礎科目・適性科目]過去問題集 を購入
- I 基礎科目
- 1, 2, 4群をメインに5群を足して合格点を稼ぐ(50%以上、8/15問が合格ライン)
- 1, 5群は出題運に依存しないよう満遍なく勉強する
- 保険で3群の一部を解けるように勉強しておく -> 微積分、行列と一部の物理にのみ注力
- II 適性科目
- 出題運に依存しないよう満遍なく勉強する
- 点をとると決めた分野は過去問を5問全て解いて、解説を読みながらノートに整理する
- 基礎科目は群を決めたら複数年まとめてやって定着のしやすさを高める
- 参考書を読んでもわからないところはぐぐって補完
- 各科目はI, IIとついているが、実際の試験は II -> I で行われるので当日の順番も意識して勉強する
- 前日に参考書には載っていない2019年の過去問を本番と同じように解いた
- 合格点に達していたが、出題運の不安は拭えなかった
受験当日
- コロナと台風で実施がどうなるかという不安があったが、無事実施された
- 受験票が届いた時点で感染リスクを下げるために試験時間を全て午後に収めるように繰り下げられていた
- 私の場合は14:30〜だったのでのんびり行けた
- 場所は早稲田大学 西早稲田キャンパス
- 一級建築士の試験もやっていたようでそれなりに人がいた
- 当日の体温をはかり受験票に記入するか、はかっていない人はキャンパスの入口ではかる
- 建物やトイレの出入り口にアルコール設置
- トイレは行列の間隔を保てるよう足元に目印があり、出入りの人数をスタッフが管理
- 3人掛けの机に真ん中空けて2人着席なので、人口密度は一般的な試験とかわらなかった
- 欠席率が低いので、IPAの試験と比べるとむしろ密に感じた
- 試験中も教室のドアはあけっぱなし
- 試験中もマスク着用、写真照合の時はマスクをずらす
- ときどきずらして、ちゃんと酸素を吸って頭がクリアになるようにした
- ペットボトルとボトル缶を机上に置くことは許可されていたが、水筒を出していた人はしまわされていた。
受験後
- 適性科目は常識的に考えて解けたものの、確信を持てる問題が少なかった
- 基礎科目
- 10/19に正答が公開されたので自己採点
- 基礎科目:11/15 (73%)
- 1,2,4群で9問 + 3,5群が2問なので作戦通りに点が取れた
- 適性科目:12/15 (80%)
- 基礎科目:11/15 (73%)
- マークミスさえしていなければ合格してそう
【2021/01/09追記】
- 自己採点どおり合格していました!