- これはInfocom Advent Calendar 2023 3日目の記事にします。
- App Serviceからメールを送信するためにAzureでSendGridを設定するための備忘録です。
- このエントリーではAzure PortalでSendGridのプランを申し込むところまでです。
はじめに
Azure VM から、または Azure App Service からメールを送信する場合は、認証済み SMTP リレー サービスを使用することをお勧めします。 (中略) SendGrid は、このような SMTP リレー サービスの 1 つですが、他にもあります。 *1
- 詳しい人に教えてもらった内容も踏まえ、メールを送信するときはSendGridが第一選択肢となる
また、VM を一時的に立ち上げ、その IP アドレスからスパムメールを送信するといった乱用も潜在的な可能性として存在します。*2
- なるほど、こういう輩もいるらしい
- 過去に代理店の構造計画研究所から利用したことがあるが、Freeプランには以下の制約があること(社内の別部署で利用中)、まだ有料プランほどの規模ではないことから、今回はAzureでSendGridを設定していく
なお、Freeプランのアカウントは1法人につき1つまでとさせていただいております。 *3
プランを申し込む
- SendGridを検索
- 「作成」ではなく、サブスクライブ(プランを申し込む)という表現になっている
- 必要事項を登録して、「レビューと登録」をクリック
- 今回はFreeプランを選択
- 入力した内容を確認して「登録」をクリック
- サブスクリプションが進行中となる
- しばらくすると、SendGrid側の設定が可能となるので「アカウントを今すぐ構成」をクリック
- 必要事項を入力し、「Get Started!」をクリック
- 10月に一度作成した時はPhone Numberに必須マークが付いておらず、未入力だとエラーになった
- Welcomeページに遷移した
- 「Create a sender identity」するようになっているが、今回はDomain Authenticationにするのでここからは実施しない
- ドメイン認証はこちらの記事へ
*1:https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/virtual-network/troubleshoot-outbound-smtp-connectivity#recommended-method-of-sending-email
*2:https://jpaztech.github.io/blog/archive/smtp-on-azurevm/
*3:https://support.sendgrid.kke.co.jp/hc/ja/articles/204906155-Free%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6%E6%95%99%E3%81%88%E3%81%A6%E3%81%8F%E3%81%A0%E3%81%95%E3%81%84